What is IWATE DOWN

100年 孫の代まで引き継ぎたくなるもの。

大量生産、大量消費、それを支える流通・サービス。

そんな世界のありようを、持続可能な未来にふさわしい
カタチに変えていきたい。

そんな思いからこのプロジェクトを進めていく中で、
私たちにひとつの気付きがありました。

それは、私たちの暮らす岩手という土地には、
もともとエシカルな価値観が息づいていたのではないか、
ということ。

古くなった衣服を形を変えて使い続ける「裂織り」、
山菜など自然の恵みを上手に取り入れた食事、
馬と人が一緒に暮らす住まいの形「曲がり屋」。

そして、私たちの本業である寝具の世界でも、
何代にもわたって使い続けていくための布団の打ち直しは、
ごく当たり前のことでした。

岩手県に息づくエシカルな価値観を土壌として、
寝具を生業とするものだからこそできる
エシカルな花を咲かせよう。

その取り組みの第一弾として、私たちの強みである羽毛と、
縫製工場が多い岩手県の地域性を活かすとともに、
岩手ゆかりのクリエイターの参画も得ながら、
岩手に徹底的にこだわったダウンジャケットを
つくり上げました。
そこには、トレーサビリティ、フェアトレード、
エシカル消費など、
新しい価値観が息づいています。

エシカルを着る、
「 IWATEDOWN 」。
今後はさらに、サスティナブルな商品として
使い続けていただくための、
さまざまな取り組みを行ってまいります。

親から子、そして孫へ受け継がれていくサスティナブル
な商品として成長してるよう願いを込め___。

DESIGN

デザインに込めた想い

タグに込めた想い

【やよいLivingタグ】
ジャパンメイドで高品質であるということを伝えつつ、商品の一番の売りではないかと思う「100年続くものへ。」ということをロゴと共に印象付けることがデザインの目的です。
タグの下位置にある四角二つ、デザイン装飾は全体的な方向として、他にはない品質的特徴と、エシカルなどの理念をしっかりと伝えられるデザインに仕上げました。

このダウンはまさに今、このタイミングで岩手でのみ生み出すことが可能な「自己同一性/アイデンティティ」を持つ希少な製品です。これを世界に向けて発信していく。その強い意志をシンボルとしてデザインに表現しています。

designer profile

株式会社ヘラルボニー

HERALBONY

「夏の魔物」
(03_01_Satoru Kobayashi_2_夏の魔物)

小林覚さん|るんびにい美術館

SATORU KOBAYASHI

【プロフィール】

よく見ると、いろいろな数字がつなげて描かれているのがわかる。小林は養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになった。 初め学校の先生も何とか直せないかと苦心したが、やがてこれを魅力的な造形表現ととらえることに切り替える。 これを転機に、彼の表現は多くの人に喜びを与えるアートとして羽ばたき始めた。彼の好きな音楽家はビリー・ジョエル、クイーン、井上陽水、スピッツ、THE BOOM。そして散歩が大好き。

「夏の魔物」
(03_01_Satoru Kobayashi_2_夏の魔物)

「(無題)」
(03_01_Midori Kudo_8)

工藤みどりさん|るんびにい美術館

MIDORI KUDO

【プロフィール】

ある時はふわふわと、夢見るように周囲の誰かに笑顔で話しかけていたり。またある時は、一人自分の内側の世界に深く意識を沈めていたり。工藤のまなざしは、彼女の心だけに映る何かを追いかけてたゆたう。 心を満たす幸福なイメージが浮かぶのか。それとも痛みや悲しみを心に映さないようにするためなのか。それとも。工藤の制作は、瞑想から生み出されるような果てしなさがある。自分が今なにかを作り出しているという意識はあるのだろうかーー。彼女が描く時、縫う時、あるいはよくわからない「なにか」をしている時。ふとそんな疑問を感じさせる、不思議な空気が彼女の制作には漂っている。

「(無題)」
(03_01_Midori Kudo_8)

【アートへの想い】

(川﨑)

作品がステキな事は勿論ですが、岩手の素晴らしい作家さんの沢山の作品の中でも、高額なダウンコートですからクローゼットに大切にされるのもありがたいですが、せっかくご購入いただいたので着用回数多く愛用して欲しいもの。
なのでアウターとしてコーディネートしやすいアートの観点から選ばせていただきました。

(久保)

岩手県発のブランド同士のコラボレーションということで、へラルボニーがブランド発足当初からご一緒している岩手県出身、るんびにい美術館在籍の2名の作家を選定させていただきました。シックな色合いで日常に溶け込みつつ、アートを纏う楽しさを感じさせてくれる2作品です。

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